桑原村誌585頁に極楽寺跡の記事が掲載されている。
今は北沢春夫氏の山林となっている。西門と思われる堂々たる列石あり、又泉水湧出、庭園址、礎石点在し、確かに寺跡を思わせるものがある。
また、更埴市史 第1巻 古代・中世編 721頁に
・・・最初は真言宗で佐野山真生寺といい、桑原佐野の寺平にあったが、・・・の記述をもとに令和2年9月30日、極楽寺跡を知る堀内さんほか3人で現地調査を実施しました。
林道樺平線の2号橋を右に入り、山ん田と言う以前田畑のあった場所が寺跡でありました。
昭和30年代までは桑原より牛馬と人力による農作業を行ったとのことです。
田んぼ、畑と思われる場所の一角に寺跡、池跡、石垣が残されておりました。
写真で寺跡の様子が多少判明しますので掲載します。