令和7年2月15日(土)午後1時30分開会の歴史講演会第一部「善光寺地震から学ぶ」第二部「稲荷山重伝建の経過報告」が開催されました。
原田和彦講師は過去の地震を分析するには、地震学と歴史学で考える必要を強調しておりました。
・善光寺地震はひずみ集中帯にスッポリ入る、新潟地震、善光寺地震該当
・1847年3月24日善光寺地震、5日後の3月29日高田で誘発地震
両地震の被害区別が出来ず被害の実際は明確でない
・稲荷山宿の被害は想定写真のように火災による被害が大きかった
・今までの地震で空白域は解消されない、暫く地震が無いと考えるのは全
くナンセンス
千曲市歴史文化財センター 小野係長による「稲荷山重伝建の経過報告」
これまでの10年・これからの10年と題して説明があり、鉤の手(米清)宅跡の利用が今後の検討課題、出席者から活発な質問等あった。