石仏めぐり

桑原 宿ノ原の庚申塔

善光寺街道を中原より佐野川を渡り桑原宿入口左後方の畑の端に、東向きに並んだ庚申塔が数体坐している。また、街道を20メートル程下った左側に1.2メートル程の庚申さまを見ることができる。多くの旅人を見つめ、また旅人から手を合わせられたことでしょう。

桑原宿の原石仏群

馬頭観世音

街道南側に聳える大欅の芽吹きと白樫の巨木

街道沿いの庚申さま

霊諍山の石神仏

八幡郡地区、大雲寺自然探勝園遊歩道沿いに大国主命を祀った本殿がある。
本殿をとりまくように石仏・石神・文字碑・石祠等130基ほどが安置されている。
霊諍山は明治中頃、御嶽教中座の郡地区の行者、北川原権兵衛とこの地方に住む数人の行者は毎月1回、神がかりの「お座たて」を行ない、信者を集めて願いを聞き吉凶などを占った。
明治の初めのころ、西洋医学は普及しておらず、病気は信心や湯治、それに漢方に頼らざるをえなかった。周囲の石神仏の中には、これらの信者の願いが果たせたため、祀られたものも多い。

霊諍山鳥居から望む本殿

猫神さん

生霊除けの神

馬頭大士