400年の歴史大池百八灯おこなわる

徳川家康の養女・小松姫が上田城主真田信之に嫁いだとき、幕府から化粧料として大池新田村52石が小松姫にあたえられたと伝えられる。小松姫は、元和6年、江戸藩邸から草津温泉に向かう途上、武蔵の国鴻巣で病のため急逝した。
元和8年(1622)真田信之の松代移封に伴って、大池新田村は松代大英寺領となり、その翌年頃から小松姫の遺徳をしのんで、月遅れの8月16日夕暮れ時、東山道古道(大道)に108(煩悩の数)の火をともして小松姫の供養を、大池区区民(以前は子ども中心)で現在も実施しております。
そこで今回千曲市指定無形民俗文化財に指定されたことと、来年NHK大河ドラマ「真田丸」放映を記念して、大池区主催、千曲市教育委員会、千曲市川西地区振興連絡協議会の後援で見学会を開催し40名程がすばらしい地元の行事を堪能していました。

バスから降りて見学会場の公民館へ

大池公民館に集まった見学者

全部の藁束に火がともった見事な全景

108番目の火が燃え盛る光景