僅かな扇状地と三方を山に囲まれ東に開けた温暖な気候と自然に恵まれた集落である。昔より東山道、善光寺道、新町等西山方面から武水別神社(八幡宮)へ通ずる道の交差点として栄えた。秦氏と関係がある治田神社、桑原の市が立った場所石仏、曹洞宗寺院龍洞院等の歴史が今に伝わっている。
戦国時代は小笠原・村上・武田・上杉軍の争いに巻き込まれ地侍の動向で農民は苦労した事でしょう。
古くから猿ヶ馬場峠を抱える宿場としての役割を果たしたが時代の流れで1600年頃から宿場は上田藩の稲荷山宿へ移った。その後松代藩の宿場として明治を迎えるに至った。
桑原宿の変遷