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千曲市川西地域の行事と郷土食
行 事 料理名 概 要 その他
3月15日お釈迦様の亡くなられた日に仏様に供える
涅槃会
やしょうま 涅槃会前夜に、米の粉をこねて紅や緑の色をつけたものと棒状に伸ばして白い中に花の形などに入れて作っておく。
15日の朝、それを蒸して1cm位の厚さに切ると、中から花の形が出てくる。色をつけた餅の中にゴマやクルミを入れて作る場合もある。
お年寄りのいる家庭では作られている
お彼岸
春は3月
秋は9月
おだんご
ぼた餅(春)
おはぎ(秋)
春・秋の彼岸にだんごを作り、仏様を迎え、また送りに行く時墓前に供える、その時お寺の門前にあるお地蔵様にもお供えする。春の彼岸はぼた餅、秋はおはぎを作って仏様に供える。
ぼた餅はもち米とうるち米を半々に炊き、すりこぎでつぶし、丸めたら小豆餡(あん)をつける、あんこの他、すりつぶしたくるみ、ごまなどつける家もある。
3月の彼岸は、お墓で眠っている人が動き出す時期などと言われ、この間の祝い事は避ける風習がある。
おだんごはほとんどの家で作るが、ぼた餅は作らない家も多い。
端午の節句6月5日(月おくれの節句)
柏餅
おやき
とろろ
柏餅;米の粉をお湯で溶き、直径7~8cmの円形の中に餡を入れて半円形にした餅を柏の葉に包み蒸し器又はせいろでふかす。
おやき;端午の節句に作るおやきは、野沢菜の古漬けの油いため、春に蒔いた山東白菜をゆでて味噌・砂糖で味付け、地粉を煉った皮に包み柏の葉で包んでふかす。
・魔除けに菖蒲とよもぎを軒下につるす
・まむし除けに菖蒲湯に入る
・4日の夜とろろを食べる、5日の朝「子孫繁栄」の縁起の良い木である柏の葉を使って柏餅をつくる。
現在、柏餅を作る家は少なくなった。
石の戸(8月1日) おやき 早朝お墓掃除をする日と決まっていた。お墓掃除は男衆がおこない、女衆はおやきを作った。おやきの中味は主としてナス、ナスは1cmぐらいの厚さに切り中に切れ目を入れ、味噌と砂糖を混ぜたを詰める小麦粉を練ってまるめた皮でナスを包み、それをミョウガの葉や笹の葉で包んで蒸す。これをみんなで朝食に頂いた。
・丸ナスのおやきで浄土の石の扉を破って仏様がこの世に出る日。
勤め人が多くなり、8月1日に実施する家が減ってきている。
お盆(迎え盆・送り盆) てんぷら
そうめん
迎え盆(8月13日)、送り盆(8月16日)は夕方早目にそうめんをゆで、てんぷらを揚げて夕食の用意をしてから、ご先祖様を迎えに、また送りに行くのが習わしである。
てんぷらは畑で採れるナス、さつまいも、ピーマン、しその葉など、あとはエビ、イカ、キスなどを揚げて仏様に供える。
多くの家庭で行っている。
葬儀お斉の席
大頭祭での振る舞い等
おとうじ
現在はセレモニーセンタで行われることが多いので、家でおとうじを作ることはめっきり少なくなった。毎年行われる大頭祭では區内で振る舞われる
①そうめんはゆでて1回ずつに丸めてザルにあげておく。
②大鍋に白菜、ニンジン、油揚げ、竹輪、青菜のおしたし等を入れて油でいため、だし汁を加え、醤油、砂糖、みりん等で味付けした汁を作っておく。
③大鍋を火にかけ、とうじ籠にいれたそうめんを少し温めて、みょうが、ネギ等の薬味を添えていただく。
野菜たっぷりの料理であり引き継いでいきたい料理である。
春祭り(4月)
秋祭り(9月)
春は草もち
秋は大福、エゴ
春は新芽(ヨモギ)の苦味を食することで「毒下し」になったり、無病息災を願う意味がある。
エゴは、山の刺身と言われ、春・秋祭りや冠婚葬祭には欠かせない料理です。
現在も食べている
年末行事
22日(冬至)
餅つき
松飾り
31日(お年取り)
ぶっこみ
鏡餅
年越しそば
おせち料理
・冬至かぼちゃを食べると風邪をひかないと云われている。お腹の中の大掃除のためにコンニャクを食べる、ゆず湯に入る。
・29日は苦餅と云って餅つきはさける。
・年取り魚(サケ、ブリ)をお供えして年神様をお迎えする。
・年越しそばは1年の苦難をかみ切って捨てる為ともいわれている。
現在も食べている